施設の紹介

本施設は三条市内から排出される 可燃ごみ、不燃ごみ等の一般廃棄物を処理する施設です。

施設の特徴

処理方式 ごみ焼却処理施設  | 流動床式ガス化溶融炉
リサイクルセンター | 破砕及び選別フロー図はこちら
処理能力 160t/日(80t/日×2炉)
11t/5h
発電能力 2,850kw

つなげよう未来へ
豊かな自然と環境を創造する

わたしたちは、三条市環境基本条例の基本理念を踏まえ、三条市の豊かな自然を守り育て、さまざまな環境問題を解決し、より良い状態で将来の世代に継承していくことを目指しています。

施設の概要

事業主体 三条市
施設名称 三条市清掃センター
所在地 新潟県三条市福島新田乙239番地
事業期間 建設期間:平成21年9月8日~平成24年6月30日
運営期間:平成24年7月1日~平成44年3月31日までの19年9ヶ月
敷地面積 約24,700 m2(うち本事業対象敷地 約17,800 m2
延床面積 12535.91 m2
建築構造 地下1階、地上5階
鉄骨鉄筋コンクリート、煙突59m
処理方式 ごみ焼却処理施設  | 流動床式ガス化溶融炉
リサイクルセンター | 破砕及び選別フロー図はこちら
施設規模 ごみ焼却処理施設  | 160t/日(80t/日×2炉)
リサイクルセンター | 11t/ 5h
竣工 平成24年6月30日

主要設備

ごみ焼却処理施設

ごみ焼却処理施設 フロー図

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  • 受入供給設備

    計量機

    計量機

    収集されたごみは、この計量機で計量され、記録されます。

  • プラットホーム・ごみ投入扉
    プラットホーム・
    ごみ投入扉

    計量された可燃ごみはここからごみピットへ投入されます。投入扉は4門設置されています。

  • ごみピット&ごみクレーン
    ごみピット&
    ごみクレーン

    ピット上部には2基のクレーンが設置され、受入したごみの破砕機への投入、破砕した可燃ごみの炉への投入を行います。

  • 燃焼溶融設備

    給じん装置

    給じん装置

    破砕ごみをガス化炉へ定量供給して、安定燃焼を図ります。

  • ガス化炉
    ガス化炉

    炉下部より燃焼空気を吹き込み、砂を流動させ、450~600℃程度の温度で、投入されたごみを分散しながら熱分解(ガス化)します。

  • 燃焼溶融炉
    燃焼溶融炉

    可燃性ガスと空気を対向して炉内に吹き込むことにより、旋回させます。1300~1500℃の高温で灰を溶融します。

  • 燃焼ガス冷却設備

    ボイラ

    ボイラ

    排ガスの冷却と余熱を有効利用するため、熱を回収し、4MPa、400℃の蒸気を作ります。

  • 減温塔
    減温塔

    燃焼排ガスを水噴霧により、ろ過式集じん器に適した温度まで冷却します。

  • 排ガス処理設備

    ろ過式集じん器

    ろ過式集じん器

    ばいじんを除去するとともに、吹き込まれる薬品(消灰石)により排ガス中の塩化水素、硫黄酸化物、ダイオキシン類を除去します。

  • 触媒脱硝塔
    触媒脱硝塔

    装置内にアンモニア水を吹き込み、触媒を介して排ガス中に含まれる窒素酸化物を除去します。

  • 煙突
    煙突

    処理された灰ガスは、59mの煙突より大気へ放出されます。

  • 溶融飛灰処理設備

    混練装置

    混練装置

    飛灰と脱塩残さに含まれる重金属をキレート薬剤処理し、最終処分場へ搬出します。

  • リサイクル設備

    ごみ受入れホッパ

    ごみ受入れホッパ

    不燃ごみ・粗大ごみは計量機でごみの重さを量った後、ごみ受入ホッパに入れられます。

  • 誘引通風機
    粗破砕機

    横型2軸の低速回転式のカッターで、不燃ごみ・粗大ごみを次の工程で処理しやすい大きさに、粗く破砕します。

  • 細破砕機
    細破砕機

    縦型1軸の高速回転式のハンマーで、さらにごみを細かく破砕します。

  • 一次磁選機
    一次磁選機

    破砕したごみの中から、磁石の力を利用して鉄を選別します。

  • 粒度選別機
    粒度選別機

    磁選機で鉄を選別した後のごみは、回転式の選別機で、不燃残さとアルミ・可燃残さに分けます。

  • アルミ選別機
    アルミ選別機

    渦電流と磁石の力を利用して、アルミを選別します。

  • 余熱利用設備

    蒸気タービン発電機

    蒸気タービン発電機

    ごみを焼却・溶融した熱から作りだした蒸気を利用してタービンを回転し、最大2,850kWの発電を行います。

  • 計装設備

    中央制御室

    中央制御室

    工場全体の頭脳にあたります。すべての機器の運転状況を示す計器類が集められ、集中監視と遠隔操作で的確な運転が行えます。

  • クレーン操作室
    クレーン操作室

    ごみクレーンは自動運転のほか、ここから手動運転することができます。